中国語のススメ
かつて、中国語はマイナーな言語でした。
大戦後異なる東西異なる陣営に属した日本と中国。日本においては中国の存在そのものがマイナーでした。大学の第二外国語はフランス語やドイツ語のようなヨーロッパ言語が主流で、中国語は単なる物好きの道楽のタネでしかありませんでした。
流れに変化が訪れたのは三十余年前、中国大陸で覇を唱えた共産党政権との国交回復に遡ります。その後中国の改革開放と経済成長によって日中間の経済活動が活発化、ビジネス中国語特需に沸いた中国語は一気に第二外国語筆頭の地位を占めるに至りました。
経済成長の中で体制の矛盾に起因する社会の歪みが拡大し、「いずれ崩壊する」と言われながら突っ走って来た中国。気づけば経済の日中逆転がカウントダウンを迎えるところまで来ています。今やその経済的存在価値から諸外国(特に覇権国アメリカ)にとって「崩壊させられない(崩壊はアメリカの利益に反する)国」になりつつあるのです。