By whenis , 1 2月, 2026

「大智若愚」に対応する日本語の成語または表現は「大知は愚の如し」です。この成語の中国語ピンインは「dà zhì ruò yú」と読みます。

この成語の出典は、宋代の文学者・蘇軾(蘇東坡)の『賀歐陽少師致仕啓』という文章にあります。原文では「大勇若怯、大智如愚」と記されており、これが後世に「大智若愚」という成語として定着しました。その思想の源流はさらに古く、老子の『道徳経』第四十五章にある「大巧若拙」(非常に巧みなものは、一見拙く見える)という思想に通じるものがあります。

「大智若愚」の意味は、本当に知恵が深く優れた人物は、浅はかな小利口さを振り回さず、一見すると愚か者のように見えることを指します^。これは、内に優れた才知や徳を持ちながら、外にはそれを誇示しない謙虚で深遠な人格を表す言葉です^。

例文‌: おじいさんは普段あまり話さないが、みんなが迷っている時にはいつも知恵に満ちた指針を与えてくれる。まさに大智若愚だ。
説明‌: この文は、表面では目立たず控えめに見える人物が、実際には重要な局面で深い洞察力と指導力を発揮する様子を描いています。外見の「愚」と内面の「大智」の対比がよく表れています。

By whenis , 30 1月, 2026

「早出晚帰」は、中国語の成語「早出晚归」に対応する日本語の表現です。この成語の中国語拼音は「zǎo chū wǎn guī」です。

この成語の出典は『戦国策・斉策六』にあり、「女朝出而晚来,则吾倚门而望」(お前が朝早く出て夜遅く帰ってくるなら、私は門によりかかって待っている)という一節が由来とされています。この故事は、親が外出した子供の帰りを心配して待つ心情を表しており、後に「朝早く出かけて夜遅く帰る」という、一日中外で忙しく働く様子を形容する成語として使われるようになりました。

以下に2つの例文とその説明を示します。

例文‌: 彼は弟の学費を稼ぐために、毎日早出晚帰して、苦労をいとわずに懸命に働いている。
説明‌: この文は、兄弟の学費を稼ぐという目的のために、主人公が非常に勤勉で、朝早くから夜遅くまで働き続けている様子を描写しています。成語の「一日中外出して忙しい」という核心的な意味をよく体現しており、労苦を惜しまない精神を強調しています。

By whenis , 28 1月, 2026

「翻来覆去」に相当する日本語の成句または表現は「寝返りを打つ」や「寝つかれない」などが挙げられますが、特に「寝返りを打つ」は身体を繰り返しひっくり返す様子を表す点で近いと言えます。 また、状況によっては「繰り返し」や「何度も」という意味で訳されることもあります。

この成語の中国語ピンインは「fān lái fù qù」です。 読み方には「番来覆去」という異表記も存在します。

成語の出典は南宋の儒学者・朱熹による『朱子大全』であり、そこでは「横説也如此,竖説也如此,翻来覆去説都如此」と記述されています。 典故としては、もともと寝床で身体を何度も返して眠れない様子を指していましたが、後に物事が何度も繰り返される意味にも転じました。

以下に2つの例文とその説明を示します。

彼は昨夜、一晩中寝返りを打って、どうしても眠れなかった。‌
説明: ここでの「翻来覆去」は文字通りの「身体をひっくり返す」動作を指し、不眠の状態を描写しています。

先生は翻来覆去同じ問題を説明した。‌
説明: この文では、「繰り返し何度も」という意味で用いられ、同じ内容が反復して説明される様子を表しています。

By whenis , 27 1月, 2026

「棄暗投明」に対応する日本語の成句または表現は「暗を棄てて明に投ず」です。この成句は、暗黒な勢力や誤った道を捨てて、光明ある正しい側に身を投じることを意味します。

中国語の拼音は「qì àn tóu míng」です。

この成語の出典は、元代の戯曲作家・尚仲賢による『単鞭奪槊』の楔子にある「高鳥相良木而栖、賢臣択明主而佐。背暗投明、古之常理」という一節です。ここでは、優れた鳥が良い木を選んで棲み、賢い臣下が明君を選んで仕えるように、暗黒を背にして光明に投じることは古来の道理であると説かれています。

以下に2つの例文とその説明を提示します。

例文1

「彼は長年務めた組織の不正に耐えかね、ついに暗を棄てて明に投じ、内部告発者となった。」
この文では、個人がそれまで属していた悪しき環境(暗)を離れ、正義を貫く行動(明)を選択したことを「暗を棄てて明に投ず」という表現で描写しています。

例文2

「歴史的に見れば、多くの軍人が大義のために敵側から我が方へと寝返る、いわゆる『暗を棄てて明に投ず』行為は、戦局を変えることもあった。」
この例文では、政治的・軍事的な文脈において、非道義的な陣営から正義の陣営へと転向する歴史的な事例を、この成句を用いて説明しています。

By whenis , 25 1月, 2026

「舍近求远」に対応する日本語の成語・表現は「近きを捨てて遠きにつく」、または「回り道をする」と訳されます。

この成語の中国語拼音は「shě jìn qiú yuǎn」です。

「舍近求远」の出典と典故については、戦国時代の文献『孔叢子・論勢』に「斉、楚遠くして恃み難く、秦、魏呼吸して至る。近きを捨てて遠きを求むるは、是れ虚名を以て自ら累し、免れずして近敵の困に不免る所以なり」との記述があり、近くのものを捨てて遠くのものを求める非効率さを説いています。また、孟子の思想にも通じ、「道は迎(近)くに在りて諸(これ)を遠くに求む」と批判されるような、本来身近にある道理や解決策を無視して遠回りする行為を指しています。

以下に、この成語の使用例を2つ挙げます。

例文‌: 彼は家のすぐ前にあるスーパーを利用せず、わざわざ車で30分かけて町の反対側まで買い物に行くとは、まったくの「舍近求远(近きを捨てて遠きにつく)」だ。
説明‌: この文では、利用可能な最も近くて便利な選択肢(家の前のスーパー)を無視し、不必要に時間と労力をかけて遠くの店に行く非合理的な行動を批判する際に「舍近求远」が用いられています。

By whenis , 24 1月, 2026

「憶苦思甜」の日本語訳としては、「昔の苦しみを思い、今日の幸せをかみしめる」という意味の表現が用いられます。これは特定の四字熟語というより、中国語の成語をその意味で説明したフレーズです。

この成語の中国語ピンインは「yì kǔ sī tián」です。その出典は、鄧小平の『全軍政治工作会議における講話』にあります。元来は、旧社会での被抑圧・被搾取の苦しみを回想し、新社会の幸福な生活の有難さを思うことで思想的自覚を高めるという、教育的な文脈で用いられました。

以下に2つの例文とその説明を示します。

例文‌: 学校でよく開かれる「憶苦思甜」報告会は、学生たちに幸福な生活が容易ではないことを理解させるのに役立つ。
説明‌: この文は、「憶苦思甜」が教育活動(報告会)として具体的に行われ、現在の幸福が当たり前ではないことを若い世代に認識させる目的で用いられる典型的な場面を示しています。

例文‌: 祖父母は時折、昔の苦しい生活を語り、今の甘い生活と対比させることで、私たちに「憶苦思甜」の意味を教えてくれる。
説明‌: この文では、家族内の個人的な会話という日常的な場面で、「昔の苦しみを思い、今の幸せを味わう」というこの成語の核心的な意味が、身近な経験を通じて自然に伝えられている様子が描かれています。

By whenis , 23 1月, 2026

「重男轻女」に対応する日本語の成句や表現は「男尊女卑(だんそんじょひ)」です。これは男性を尊重し、女性を軽視する考え方を指します。

「重男轻女」の中国語ピンインは「zhòng nán qīng nǚ」です。

この成語の出典と典故については、提供された情報には具体的な文献や故事の記載はありません。しかし、その構成から、「重」は重視する、「男」は男性、「軽」は軽視する、「女」は女性を意味し、文字通り「男性を重視し女性を軽視する」という思想を表しています。

以下に「重男轻女」の使用例を2つ示します。

例文‌: その地域では依然として重男轻女の古い考えが根強く残っており、女児の出生率に影響を与えている。
説明‌: この文は、特定の地域で男性を優先する伝統的な価値観が社会現象(出生性別比)に具体的な影響を及ぼしている状況を描写しています。

例文‌: 遺産相続における重男轻女の慣行は、現代の法律と真っ向から対立している。
説明‌: この文は、相続という具体的な場面における「男尊女卑」の慣習が、現代の平等を旨とする法制度と衝突している問題を指摘しています。

By whenis , 21 1月, 2026

“热胀冷缩”に対応する日本語の成句やフレーズは「熱膨張・冷収縮」です。

「热胀冷缩」の中国語ピンインは ‌rè zhàng lěng suō‌ です。この語句は物理現象を表す現代的な用語であり、古典的な故事や典故に由来する成語(chengyu)ではありません。

以下に「熱膨張・冷収縮」の使用例を2つ挙げます。

金属は熱膨張・冷収縮する性質があるため、鉄橋の建設では継ぎ目が必要だ。‌

説明‌: この文は、金属が温度変化に応じて体積が変わる(熱で膨張し、冷えると収縮する)物理的特性を説明しており、そのため橋梁構造に膨張継手が必要であるという実用的な事例を示しています。

冬の朝、水道管が破裂することがあるのは、中の水が凍って体積が増え(冷収縮ではなく氷結による膨張)、管に圧力がかかるためだ。‌

説明‌: この文は、「冷収縮」の反対の現象である凍結膨張を引き合いに出しながら、温度変化が物質の体積に与える影響という「熱膨張・冷収縮」の原理に関連する日常的な問題を説明しています。

By whenis , 20 1月, 2026

1. 対応する日本語表現
成句‌:‌難を転じて福となす‌(難を転じて福とする)
読み方‌:なんをてんじてふくとなす(ふくとする)
意味‌:災難や危機に遭遇しても、それをうまく利用し、逆に幸せや利益に変えること。中国語の「逢凶化吉」とほぼ同じ意味です。
2. 中国語の拼音と意味
拼音‌:féng xiōng huà jí
意味‌:凶事(不幸なこと)に遭遇しても、それを吉事(縁起の良いこと)に転じること。危険な状況を脱し、無事吉祥となることを指します。
3. 出典と典故

この成句は、明代の小説『水滸伝』第四十二回に由来するとされています。具体的なエピソードとして、主人公の一人である宋江が江州で救出された後、追っ手を避けて逃亡する中で危機的状況に陥りますが、それを巧みに切り抜け、最終的に無事に脱出する場面が描写されています。このような経緯から、「凶に逢って吉に化す」、つまり災難を乗り越えて幸運に転じることを表す成句として定着しました。

4. 使用例

例文‌:今回のビジネス上の危機は、チームの結束力を高める機会となり、まさに‌難を転じて福となした‌と言える。

By whenis , 18 1月, 2026

1. 日本語に対応する成語・表現

「暗度陳倉」に直接対応する日本語の成語はありませんが、以下の表現が近い意味を持ちます。

陽動作戦(ようどうさくせん)‌
虚を突く(きょをつく)‌
裏をかく(うらをかく)‌
2. 中国語の拼音

暗度陳倉‌:Àn dù Chéncāng

3. 出典と典故

「暗度陳倉」は、中国の史書『史記』に由来する故事成語です。
前漢の時代、劉邦(りゅうほう)が韓信(かんしん)の進言を受け、項羽(こうう)との戦いで用いた戦術です。表面上は「明修桟道」(がけ道の修復を大々的に行う)ことで敵の注意を引きつけ、暗地里には「暗度陳倉」(陳倉の地から密かに進軍する)ことで奇襲を成功させました。この故事から、「表面で別の行動を取りながら、密かに真の目的を達成する」という意味の成語となりました。

4. 例文と説明
例文1:

彼は表向きは交渉を続けるふりをしながら、暗度陳倉のごとく市場を奪取した。‌
説明‌:表面上は交渉中と見せかけ、実際には密かに市場を支配下に置いたという意味です。

例文2: