皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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旗袍

    “旗袍”(qí páo)、つまりチャイナドレスは、清朝時代の八旗女性の服装から変化したもので、民族大融合によって形成された特有の服装形式であり、中国服装の国粋だと言えます。“旗袍”は、花鳥・絵画・刺繍などの文化内容が含まれており、各種芸術が結びついた産物だと言えます。

    “旗袍”は、中国式の長い服が由来です。しかし、清朝時代になると字面の解釈が行われ、旗人(男女を含む)の長い服を指すようになりました。ところが実際には、八旗女性の普段着の長い服だけが、現在の“旗袍”と密接な関係があるのです。漢族女性が満族女性の服装を模倣し、満族女性も漢族女性の服装を模倣するようになり、漢族女性と満族女性の服装風格が次第に融合し、その区別が縮小され、“旗袍”が流行するようになりました。その後、西洋の服装が中国で普及し、“旗袍”が洋服の特徴に融合し、簡潔化かつ平民化の方向に発展し、新しい様式の“旗袍”・チャイナドレスが生まれたのです。

中国人の思考方式

    中国人の思考方式は概括すると、“中庸”(zhōng yōng)・“全体”(quán tǐ)・“含蓄”(hán xù)という言葉で表現することができます。

    中国人は中庸で、穏当を尊び、極端を避けます。問題を処理するとき、中国人は“度”(dù)を掌握します。巧みに“度”を掌握し、偏見を防ぐようにします。“中庸”とは、激情と創意が不足することではなく、複雑な環境において事物の関係を掌握し、均衡した発展を保持することです。

    中国人は問題を全体的に把握し、統一と一致を求め、全体的な和解を重視します。中国人は自体を全体の一員と見なし、独立した個体形式として存在することを避けるようにします。例えば、中国人の姓名は、初めに祖先の姓、次に世代、そして名前となり、民族全体を突出しています。時間と住所の書き方も、時間は年・月・日・時・分・秒の順序、住所は国・省・県・郷・村の順序で、群体に対する個体の隷属関係を突出しています。個人の思想と行為が社会全体の基調と著しく異なる場合、その人は人々から異端者と見られます。問題を考慮するときも、中国人は問題を全体的に把握します。中国人は、自分の直感と経験を信じるので、考慮の過程で感性思考が重要な作用を発揮します。

中国人の謙虚な習慣

    謙虚は中華民族の伝統的美徳です。中国は古来から“謙虚は利益、自慢は損失”という言葉があります。謙虚とは、自惚れずに他人の提言と批判を汲み取ることを指します。例えば、中国人は褒められたりした場合、極めて謙虚な態度で受け入れて、「それほどでもありません」などと答えます。実際には、中国人が提唱する“謙虚”の本質は尊重・親密・自律であり、いわゆる“畏縮”や“卑下”ではありません。謙虚な美徳を備えることによって、はじめて進歩することができ、人々から歓迎され尊敬されるのです。

    中国では今日も、謙虚な美徳が歓迎かつ尊敬されています。なぜなら、謙虚な人は成功したあとも自慢せずに、引き続き努力するからです。

中国の伝統的な婚礼習俗

    婚礼を迎える前、男女双方の家庭はいずれも十分な準備をします。例えば、事前に親戚・友人に知らせたり、宴会を準備したりすることです。婚礼の日は、新郎が“花輿”を用意して実家まで新婦を迎えに行きます(現在はほとんど高級乗用車を利用します)。花嫁を迎えるときは、新郎とその親戚が大勢で一緒に行きます。昔は、花嫁を迎える行列に楽隊も含まれていました。新婦は、新郎の家に着くとと天地と父母に拝します。そのときは、新郎が右側、新婦が左側に立って、机の前で肩を並べて、司会者の“一拜天地、二拜高堂、夫妻对拜”(yí bài tiān dì èr bài gāo táng fū qī duì bài,一に天地を拝し、二に父母を拝し、三に夫婦が互いに拝す)という声に従って頭を下げるのです。その後、新婦は付き添い婦に導かれて夫婦の部屋に入ります。民間の習俗によると、男女は天地と父母に拝さないと、正式の夫婦だと言えません。そのため、これは婚礼でもっとも大事な儀式だと言えます。次の儀式は、新郎新婦が夫婦の部屋に入ることです。これと同時に新郎の家で宴を設けて、祝いきた親戚・友人・隣近所の人達をもてなします。

儀礼と風俗2:電話の受け方

    中国では電話を受けるとき、受話器を取り上げて“喂!你好!”とあいさつします。職場で電話を受ける場合は、“这里是×××”(zhè lǐ shì,×××です)と職場の名称を通報し、状況に応じて氏名を名乗ります。自宅で電話を受ける場合は、“请问您找哪位?”(qǐng wèn nín zhǎo nǎ wèi,誰をお探しですか)と尋ねます。自分にかかってきた場合は、“我就是”(wǒ jiù shì,そうです)と答えます。自分でない場合は、“请稍等”(qǐng shāo děng,少々お待ちください)と言って、電話を受ける人を呼びます。電話を受ける人がいない場合は、“×××不在(不在の原因),能帮您什么忙吗?”(bú zài,néng bāng nín shén me máng ma,×××いません)と、礼儀正しく説明した上で、どうすべきか教えます。間違い電話の場合は、“对不起,你打错了”(duì bù qǐ nǐ dǎ cuò le,掛け間違えたようです)と答えます。

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