皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

スポンサー

中国語の要求と感謝

    漢語では感謝の気持ちやお詫びの気持ちを表すには固定した言い方があります。人に求める場合、一般には「麻煩・・・(má fán,すみませんが・・。お手数をかけますが・・)」、「請・・(qǐng,・・してください。)」といいます。また、人に頼みごとがある場合、鉛筆を貸してもらいたいとき、道を聞くとき、ある事を人に伝えてもらいたいとき、ある人が電話に出るよう他の人に頼むときなど中国人は普段は以上のような丁寧な言葉は使わず、特に、相手が親族や仲のよい友人であれば、なおさらです。中国人は相手が自分の感謝の気持ちを知ってくれていると信じているので、余計な言葉は言わないのです。頼まれた人は相手が「謝謝(xiè xiè,ありがとう)」とお礼の言葉を言ったのに対し、一般には「没什么(méi shén me,いえいえ)」、「不用謝(bú yòng xiè,どういたしまして)」と答えます。

    人に頼んだり、人の話に割り込んだりしたときは、一般には「劳驾(láo jià,すいませんが)」を使い。人に道をゆず手もらうときは「借光(jiè guāng,ごめんなさい)」、あるいは「请让一让(qǐng ràng yi ràng,ちょっと通してください)」といい。また人にものを聞くときは「请问(qǐng wèn,お聞きしますが)」といいます。

中国古代の試験

科挙試験は、封建時代に朝廷が設置した官吏登用の試験で、隋朝時代に開始され、明清時代まで実施されました。明清時代を例に挙げてみますと、科挙試験は、主に下記数種類の内容が含まれます。

童生試:

童生試、つまり童生試験は、現在の入学試験に似ており、年齢の大小に関わらず、試験応募者はすべて“童生”と呼ばれました。そのため、“童生試”と称されるのです。それには、県試・府試・院試の三つの段階が含まれます。その内、主な試験は県試です。県試は各県の長官が主宰し、試験に合格すると“生員”の資格を獲得します。“生員”とは、いわゆる“秀才”のことです。

郷試:

郷試は“生員”の資格を獲得した人が参加する試験です。この試験は各省省都(あるいは都城)で3年に1度、実施されます。ほとんど秋に実施されるので、“秋試”(秋季試験)とも称されます。合格者は“挙人”と称されます。すなわち“中挙”です。

会試:

会試は、各省の“挙人”が都城に集まって参加する試験です。この試験も3年に1度、実施されます。ほとんど春に実施されるので、“春試”(春季試験)とも称されます。合格者は“貢生”と称されます。“貢生”とは、合格者はすでに人材であり、皇帝の選出に提供する“生員”であり、まもなく仕官するという意味です。

殿試:

中国人の姓名・お名前は

    中国人には早くも5000年前から姓(苗字)がありました。昔よく使われた姓を集めた「百家姓」は北宋(西暦960)のときに書かれたもので、これには408の一字の姓と30の二字の姓合わせて438の姓が載っていました。そして今では6000にも増えていますが、実際に使われているのは1000前後です。

    中国人の姓名は、姓が前、名がうしろです。そして姓名を音標文字で表すには、姓と名を分けて書き、姓と名のそれぞれ最初の音標文字は大文字にします。姓は一字のものと二字のものがありますが、その多くが一字のもので、今のところよく使われている一字の姓は、李が一番多く、その次に、王、張、劉、陳と続きます。二字、あるいは二字以上からなる姓はとても少なく、中でも諸葛、欧陽、司馬、端木、公孫などがよくまられます。伝統的習慣に基づき。中国人は父方の姓を使い、少数の人だけが母方の姓を使っていますが、女性は結婚したあとも、姓を変えません。

    名ですが、一字もあれば、二字もあり、多くの中国人は姓名の三文字の二番目、または三番目の字を家系における長幼の順序を表すものとし、特殊な意義があるのです。

儀礼と風俗1:挨拶

    中国人の人との挨拶の交わし方は多く、相手とは面識がなかったり、あまり知らなかったりしても、よく「你好(nǐ hǎo,ニイハオ)」を声を掛け合います。初めてきたところで始めてあった人に対する挨拶には「你好」がよく使われます。また、友人の家に遊びに行き、そこに知らない人がいたら、友人はさっそくその人を紹介してくれ、それから、互いに「你好」の挨拶を交わすのです。

Pages

スポンサー