否定形
結果補語はしばしばアスペクト助詞“了”を伴いますので,<動詞+結果補語>の否定形は副詞“没(有)”を用いるのが普通です。“没(有)”で否定した場合アスペクト助詞“了”は消去されます。
这本小说我还没看完呢。
(この小説は私はまだ読み終えていません。)
[Zhè běn xiǎoshuō wǒ hái méi kànwán ne.]
否定副詞“没(有)”は意味上はあくまでも結果補語の実現を否定しているのであって,動詞自体を否定しているのではないので注意が必要です。上記例では,「読み終わってはいない」と言っているのであって,「読む」ことは読んでいるわけです。
また,時には副詞“不”で否定された形もありますが,これは条件を表す際に限られた用法です。
你不写清楚,我们怎么看?
(あなたがはっきりと書いてくれなければ,どうやって読めばいいのですか。)
[Nǐ bù xiěqīngchu, wǒmen zěnme kàn?]