形容詞が連体修飾語になるとき
名詞や代名詞が連体修飾語になる決まりについてはcardset-006で見ましたので,ここでは形容詞・動詞・フレーズなどが連体修飾語になる際の決まりについてまとめてみましょう。
形容詞というと,自由に連体修飾語になれそうな気がするかもしれませんが,中国語の場合実はそうではありません。形容詞がそのままで名詞を修飾する例もありますが,それはその組み合わせが固定化された慣用的な結びつきと考えます。
新书
(新しい本)
[xīn shū]
酸苹果
(すっぱいリンゴ)
[suān píngguǒ]
脏衣服
(汚れた服)
[zāng yīfu]
老实人
(誠実な人)
[lǎoshi rén]
重要问题
(重要な問題)
[zhòngyào wèntí]
多くの場合,<程度副詞+形容詞+“的”>の形,あるいは形容詞の重ね型の形にして自由に名詞を修飾することができます。文法的には,これらは「状態形容詞」相当の成分になっていると分析されます。
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