中国語旅行会話集

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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中国語旅行会話集

地下鉄13号線

毎日の忙しい生活に疲れたら、13号線に乗ってみてください。西直門を出発し、車両はゆっくりと騒がしい中心地を離れてゆきます。地下鉄といっても、地上を走る部分が多い13号線は、北の郊外を走り抜け、車窓から山や川を見ることができます。ちょっとした小旅行気分が味わえる路線です。もともと13号線は「地下鉄」ではなく、都市鉄道と呼ばれていました。2002年に開通し、1号線と2号線の建設から22年を経てつくられた新しい路線でした。走行距離は40.85キロメートルで16駅設置されています。

西直門駅(西直门站)

 西直門は元時代は「和義門」と呼ばれていました。明の永楽時代に現在の名前となりました。明、清時代には北京から西部の山間部へ続く門で、北京に内城にあった9つの門の中でも規模が大きいものでした。さらにこの時代、北京の水質はあまり良いものではなく、宮廷用の水が毎日玉泉山から運ばれる際、必ず西直門を通るため「水門」とも呼ばれていました。1969年に地下鉄工事が始まり、城門や城壁にあった櫓は撤去されました。歴史ある西直門に昔の面影はありません。今は近代的なビルが立ち並び、都市発展を象徴しています。また2号線、4号線の乗り換え駅でもあり、西部の主要な交通の要衝にもなっています。

北京地下鉄のたび ―木犀地駅―

この駅名の由来には2つの説がある。明時代、この土地には"牧草の王"とよばれるムラサキウマゴヤシ(別名:アルファルファ。多年草の帰化植物)が広範囲にわたり植えられ、育った牧草は宮廷の馬の餌となっていた。清代に入り、村が形成され、苜蓿地(ムラサキウマゴヤシの中国名)と呼ばれた。民国時代になり発音は同じだが、漢字が誤って伝わり現在の木犀地となったいうのが一つの説である。

 もう一つの説は、ここは道教寺院である白雲観があり、ホンカンゾウ(ユリ科。中国原産の多年草)が咲く場所として知られていた。ホンカンゾウの黄金色はまるで金木犀のようだったため、この地は"木犀地"と呼ばれたということである。『明世宗実録』には、明代の軍隊がムラサキウマゴヤシを植え、それを餌にし、馬を飼育したとの記述があることから、最初の説のほうが有力であろう。

 現在のこの駅は首都博物館へのアクセスの最寄駅として知られ、周辺には中国科学院、財政部、国家統計局、国家糧食部、全国総工会などの機関がある。

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 首都博物館(首都博物馆)

北京地下鉄のたび ―軍事博物館駅―

この駅のどの出口から出ても、真っ先に目に飛び込んでくるのは雄大で荘厳な建物だ。この建物こそ、中国人民革命軍事博物館である。この駅は博物館を中心とし、北側には桜のある公園として知られる玉淵潭公園、西側には道をひとつ隔てた所に中華世紀壇がある。

 このほか周辺には中国科技部、中国鉄道部などの国家機関が集中している。

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 中国人民革命軍事博物館(中国人民革命军事博物馆)

 "建国10周年の十大建築"、"世界十大軍事博物館"、"中国唯一の大型総合軍事歴史博物館"など多くの名誉な名で呼ばれるこの博物館は建国10周年に向け"首都十大建築"の一つとして1958年に建設が始まった。そして1960年に正式に開館した。正門上部に掲げられ館名は毛沢東の筆によるもの。

 入場料:無料

 開館時間:11月~3月 8:30~17:00

     4月~10月 8:00~17:30

 休館日:毎週月曜日

 アクセス:地下鉄B出口出てすぐ。

 玉淵潭公園(玉淵潭公园)

北京地下鉄のたび ―五棵松駅―

この駅の名前は文字通り"5本の松の木"に由来している。200年あまり前、この辺りは清の提督、邵英の墓地であった。この墓地には5本の松の老木があったため、付近の住民はここを"五棵松(五本松)"と呼んだ。1966年に地下鉄工事が始まった時、1号線はちょうど、この松の木の下を通っており、松の老木はほどなく枯れてしまった。その後、新しい松の木が記念に植えられた。

 しかし、今日の人々がこの駅名を聞いて、思い浮かべるのは北京オリンピックである。ここにある五棵松体育館はアジアの中でもNBAの風格をもつバスケットボール場で、2008年のオリンピックでバスケットボールの試合が行われた。

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 五棵松バスケットボール館(五棵松篮球馆)

北京地下鉄のたび ―八宝山駅―

八宝山は東西に2つの峰から成っており、海抜は103メートル。北京の西山(西部の山地の総称)の前に広がる平原の中の残丘である。なぜ、八宝山と呼ばれているのか?民間に伝わる伝説には、山中の洞穴には、八つの宝が埋まっているそうだ。金の牛、金の馬、金の鳥、金の臼、金の研ぎ道具、金の豆、金のちりとりと金のかごである。しかし、実際には、ここは耐火土、白土、灰石、赤土、石炭、カオリン、砂利などの建築材料が豊富に産出する山々であり、文字どおりこれが、現代の「宝」となっている。

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 八宝山革命公墓

 この公墓(共同墓地)は最高レベルの園林式の墓地である。ここはかつて明、清時代の宦官たちが余生を過ごした場所であった。1946年に国民党政府がここに烈士のための祠を建て、1949年新中国成立後は政府の要人が埋葬される場所となった。また著名な科学者、作家もここに眠っている。

 公墓内はいくつかの区間に分けられ、一般の人が参観できる区域は限られており、また許可証が必要な区もある。しかし清明節には、一部が一般開放され参観することができる。

 アクセス:地下鉄B出口より東へ徒歩500メートル。

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