海岩 彼の一場風花雪月的事

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

スポンサー

海岩は中国の現代作家です。1954年北京に生まれ。「刑事もの」を得意しています。中国都市部では、「海岩の名を知らぬものはいない」というほどの人気作家です。1985年から2006年まで、10篇の長編小説を発表し、いずれもドラマ化されました。小説・ドラマともに大ヒットしており、中国大陸の作家としては、トップクラスのヒットメーカーといえます。ところが、実は彼の本業は"ホテル経営"で、小説はあくまで副業。仕事が終わった夜中などに作品を書いているそうです。

彼の作品がなぜそれほど人気があるのか?理由の一つに、その多彩な経歴が生み出した「リアリティの高さ」にあります。 

「文化大革命」の時期に少年時代を過ごし、10歳の時に、両親が政治犯として拘束されました。15歳で軍隊に入り、3年後に退役。その後、自動車修理工などを経て、19歳で警察官になりました。10年間に及ぶ警察時代は、交通課、治安警察課、刑事課、労働改造所などで勤務しました。退職後、企業管理会社に勤務。たまたま派遣されたホテルで才能を認められ、ホテルのマネージャーを任されました。その後、中国最大規模のホテルグループ「錦江国際集団」の副総裁まで昇りつめ、現在も、グループ企業の管理会社会長として、20のホテルを管理するなど、ビジネスマンとしても大成功を収めています。こういう豊富な人生経験のおかげで、彼の刑事小説は臨場感に溢れており、警察の捜査の描写や、法律知識を駆使した裁判の描写が、他の小説にはないリアリティを持っているというわけです。

また、彼の小説には、会社の日常的な様子もよく描写されますが、これも底辺から昇り詰めた経営者だからこそ描けるものです。従業員同士、経営者同士の会話はいずれも現実的で実務的です。それは他を寄せ付けない親近感と、新鮮さを持っています。それ以外にも、「仕事と恋愛で苦しむ主人公」「予期せぬ展開」など人々に愛されている理由は、たくさんあります。代表的な作品は「永不瞑目」、「玉観音」、「一場風花雪月的事」などです。 

スポンサー