「因小失大」に対応する日本語の成句は「一文惜しみの百失い」です。
「因小失大」の中国語ピンインは「yīn xiǎo shī dà」です。
この成語の出典は、漢代の劉昼が著した『新論・貪愛』にあり、「滅国亡身為天下笑、以貪小利失其大利也」という記述が起源とされています。有名な典故として、1485年のボズワースの戦いで、イングランド王リチャード3世が戦馬の蹄鉄に一本の釘が足りなかったために落馬し、戦いに敗れて王朝が滅んだという「一本の釘」の故事が知られています。
以下に、「因小失大」の使用例を2つ挙げ、説明します。
例文: 彼は小銭を稼ごうとして、子供の将来を台無しにした。まさに「因小失大」だ。
説明: この文では、少しの金銭的利益(小)を追求した結果、子供の教育や未来というはるかに大きなもの(大)を損なってしまったことを非難する際に使用されています。
例文: 病気になったらすぐに診察を受けるべきだ。さもなければ、病状を悪化させて、まさに「因小失大」になりかねない。
説明: この文では、診療費や時間といった小さなコスト(小)を惜しんだために、健康や生命という重大な損失(大)を招く危険性を戒める意味で使用されています。
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