「虎頭蛇尾」に対応する日本語の四字熟語は「竜頭蛇尾(りゅうとうだび)」です。また、「虎頭蛇尾(ことうだび)」という表現も同じ意味で用いられますが、一般的には「竜頭蛇尾」の方が使用頻度が高いとされています。
「虎頭蛇尾」の中文拼音は「hǔ tóu shé wěi」です。
この成語の出典は、元代の戯曲『李逵負棘』(または『李逵負荆』)とされています。具体的には、元・康進之の『李逵負棘』第二折に「則為你両頭白面搬興廃、転背言詞説是非、這廝敢狗行狼心、虎頭蛇尾」という記述があります。これは、最初は勢いが良かったのに、終わりになると勢いがなくなる様子を、虎の立派な頭と蛇の細い尾に喩えたものです。
以下に、「虎頭蛇尾(竜頭蛇尾)」の使用例を2つ挙げます。
例文: 豪華な俳優たちで飾られ、世間の注目を集めて始まったテレビの連続ドラマだったが、結局竜頭蛇尾に終わった。
説明: 華やかなキャストで大きな注目を集めてスタートしたテレビドラマが、最終的には期待外れの、勢いのない結末に終わったことを表しています。開始時の盛り上がり(竜頭)と、終了時の振るわなさ(蛇尾)の対比が示されています。
例文: やりかかったら尻切れとんぼにならないよう、最後までやり抜かねばならない。
説明: この文では直接「竜頭蛇尾」は使われていませんが、類義語である「尻切れとんぼ」を用いて、物事を始めたら中途半端で終わらせず(蛇尾)、最初の勢い(虎頭/竜頭)を持続させて最後まで完遂すべきだという戒めを表しています。「竜頭蛇尾」も同様に、最初は勢いよく始めたことを最後まで貫き通すことの重要性を説く文脈で使われることがあります。
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