「称兄道弟」に対応する日本語の成句や表現は、「兄弟のように親しくする」や「兄弟の契りを結ぶ」といった意味合いの表現が挙げられます。具体的な四字熟語としては、例えば「四海兄弟(しかいけいてい)」があり、これは世界中の人々が兄弟のように仲良くすべきだという意味です。
「称兄道弟」の中国語ピンインは「chēng xiōng dào dì」です。
この成語の出典は、清代の小説家・李宝嘉の『官場現形記』第十二回に見られます。また、同じく清代の小説である呉沃堯の『九命奇冤』第四回にも使用例があります。典故としては、親しい友人同士が兄弟のように呼び合い、非常に親密な関係であることを表すものです。
以下に2つの例文とその説明を示します。
例文: 他见了同事周老爷一班人,格外显得殷勤,称兄道弟,好不热闹。
説明: 彼は同僚の周老爺たちに会うと、とりわけ殷勤に振る舞い、兄弟のように呼び合って、とても賑やかだった。この文は『官場現形記』からの引用で、表面上は親密に振る舞う様子を描写しています。
例文: 你见了我家侄老爹,就称呼一声大爷,也不辱没了你,你怎么称兄道弟起来!
説明: あなたが私の甥御さんに会ったら、一声「旦那様」と呼べば、あなたの面目も立つというものだ。どうして兄弟のように呼び合うのか!この文は『九命奇冤』からの引用で、身分や礼儀をわきまえずに親しげに振る舞うことに対する非難やいらだちのニュアンスが含まれています。
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