中日成語・ことわざ 暗度陈仓 暗度陳倉

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By whenis , 18 1月, 2026

1. 日本語に対応する成語・表現

「暗度陳倉」に直接対応する日本語の成語はありませんが、以下の表現が近い意味を持ちます。

陽動作戦(ようどうさくせん)‌
虚を突く(きょをつく)‌
裏をかく(うらをかく)‌
2. 中国語の拼音

暗度陳倉‌:Àn dù Chéncāng

3. 出典と典故

「暗度陳倉」は、中国の史書『史記』に由来する故事成語です。
前漢の時代、劉邦(りゅうほう)が韓信(かんしん)の進言を受け、項羽(こうう)との戦いで用いた戦術です。表面上は「明修桟道」(がけ道の修復を大々的に行う)ことで敵の注意を引きつけ、暗地里には「暗度陳倉」(陳倉の地から密かに進軍する)ことで奇襲を成功させました。この故事から、「表面で別の行動を取りながら、密かに真の目的を達成する」という意味の成語となりました。

4. 例文と説明
例文1:

彼は表向きは交渉を続けるふりをしながら、暗度陳倉のごとく市場を奪取した。‌
説明‌:表面上は交渉中と見せかけ、実際には密かに市場を支配下に置いたという意味です。

例文2:

チームは陽動で敵の注意を引きつけ、暗度陳倉の策で裏ルートから攻撃した。‌
説明‌:陽動作戦で敵を欺き、密かに別ルートから奇襲をかける様子を表しています。

補足

日本語では「暗度陳倉」自体は一般的ではありませんが、‌「陽動作戦」‌や‌「声東撃西」(声は東に撃つは西に)‌といった表現が同様の戦術・策略を指す際に使われます。

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