中日成語・ことわざ 以小见大 yǐ xiǎo jiàn dà

スポンサー

 

By whenis , 14 1月, 2026

1. 対応する日本語の成語・表現‌
「小を見て大を知る」
(読み:しょうをみてだいをしる)
※「一斑を見て全豹を卜す」(いっぱんをみてぜんぴょうをぼくす)も類似の意味を持つ表現です。

2. 中国語の拼音‌
「以小见大」:yǐ xiǎo jiàn dà

3. 出典と典故‌
「以小见大」は古代中国の文献に由来する考え方です。
『淮南子・説林訓』に「管中を見て豹を卜す」(管中をみてひょうをぼくす)という表現があり、小さな部分から全体を推測する意味が含まれています。また、『孟子』や『戦国策』などでも、細部から大局を察知する重要性が説かれており、こうした思想が「以小见大」という成語に結びつきました。

4. 例文と説明‌
(1)‌例文‌:
「彼はゴミを分別しない小さな習慣から、環境への意識の低さがわかる。まさに『小を見て大を知る』だ。」
説明‌:
ゴミ分別という細かい行動から、その人の環境問題に対する全体的な意識を推測しています。小さな事象から大きな傾向や本質を見抜く例です。

(2)‌例文‌:
「社員の机の整理整頓ぶりから、会社全体の管理レベルが推測できる。これは『以小见大』の考え方である。」
説明‌:
職場の細かい秩序から、組織全体の管理能力や企業風土を判断する例です。部分から全体を類推する典型的な使い方です。

5. 補足‌
日本語では「小を見て大を知る」の他に、「一事が万事」(いちじがばんじ)や「爪の垢で煎じた茶」(つめのあかでせんじたちゃ)など、小さな要素から全体を判断することを示す表現も複数あります。文脈に応じて使い分けることができます。

コメント