中日成語・ことわざ 物极必反 物極必反

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By whenis , 13 1月, 2026

1. 「物極必反」に相当する日本語の成語・表現‌

物極必反(ぶっきょくひっはん / ものきわまりてかえらず)‌
最も直接的な訳で、日本語でも漢語成語として用いられます。読みは音読みの「ぶっきょくひっはん」、または訓読みで「ものきわまりてかえらず」と読むこともあります。
盛者必衰(じょうしゃひっすい)‌
繁栄している者も必ず衰える時が来るという意味で、「物極必反」の一側面(特に栄華の頂点から転落する様)を表す仏教的な成語です。
月が満ちれば欠ける(つきがみちればかける)‌
自然の道理として、頂点に達したものは衰え始めるという比喩的な慣用句です。
楽あれば苦あり(らくあればくあり)‌
良いことがあれば必ず悪いことが巡ってくるという意味の諺。物事が両極端に行き、反転する様を表します。

2. 「物極必反」の中国語拼音、出典と典故‌

中国語拼音:‌ wù jí bì fǎn
出典と典故:‌
この思想は古代中国の哲学に深く根ざしています。明確な出典は一つではありませんが、主に ‌『淮南子(えなんじ)』‌ や ‌『鶡冠子(かつかんし)』‌ などの書物にその表現が見られます。
陰陽思想が背景にあり、物事が極限(極)まで行き着くと、必ず反対の方向(反)に向かうという、自然と人事の普遍的な法則を説いています。例えば、寒さが極まれば春が近づき(陰極まれば陽生ず)、栄華の絶頂は衰退の始まりを意味すると考えられました。

3. 「物極必反」の例文2つと説明‌

「甘やかしすぎは逆効果だ。物極必反というように、厳しさも必要だ。」‌

説明:‌ 子供などを過度に甘やかし(「甘やかし」が極まる)、良いことだけを求めることが行き過ぎると、かえって悪い結果(自立心の欠如やわがまま等)を生む(反)という例です。子育てや教育の場面で使える言い回しです。

「経済バブルはいつかはじける。物極必反の道理で、異常な高騰の後には調整が訪れる。」‌

説明:‌ 経済が異常に加熱し、株価や地価が頂点(極)まで上昇(「異常な高騰」)すると、必ずその反動で下落や調整(反)が起こるという、経済のサイクルを説明する例です。自然の法則のように不可避な流れを表しています。

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