高瞻远瞩
遠大な視野
gāo zhān yuǎn zhǔ
出典と由来
この成語は、中国の漢代の王充(おうじゅう)の著作『論衡(ろんこう)』の「別通篇(べつつうへん)」に由来します。原文は「夫閉戸塞意,不高瞻覽者,死人之徒也哉」とあり、戸を閉めて視野を狭くし、高く登って遠く見ることのない人は、死んでいる者と同じだと述べています。後世に、長期的な視野を持って物事を見通す意味で使われるようになりました。
意味
「遠大な視野」とは、現在の限界を超えて未来を見通す広い視野を持つことを意味します。近い意味の言葉に「先見之明(せんけんのめい)」、反対の意味の言葉に「目先の利(もくさきのり)」があります。
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