文法ノート-可能を表す助動詞Ⅲ「可以」

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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可能を表す助動詞は大きく3つに分かれる。技能や技術を習得して「~できる」の「会」と、能力や条件などがあって「~できる」の「能」、客観的な条件があってできる、もしくは能力が備わっている場合の「可以」である。

「可以」は、状況が許し「~できる」、許可する意味合いを持つ場合と、客観的な条件があって可能である、もしくは能力が備わっていて「~できる」の場合の2つがある。

1) 状況が許して「~できる」、許可するの意味合いを持つ場合

可以回家(家に帰ることができる)

可以打电话(電話することができる)

可以拍照(写真をとることができる)

可以吸烟(たばこを吸うことができる)

可以游泳(泳ぐことができる)

可以休息(休むことができる)

否定文

「不可以」で否定を表す。

不可以(回家)

不能(回家)

不行(単独で使う)

疑問文

最後に「吗」を付けて疑問を表す。

可以回家吗?(家に帰ってもいいですか。)

可以在这里打电话吗?(ここで電話してもいいですか。)

可以在这里拍照吗?(ここで写真をとってもいいですか。)

可以在这里吸烟吗?(ここでたばこを吸ってもいいですか。)

可以在这里游泳吗?(ここで泳いでもいいですか。)

明天我可以休息吗?(明日、私は休んでもいいですか。)

諾否(反復)疑問文は、動詞ではなく、この「可以」あるいは「可」の部分を繰り返す。  

可以不可以回家?(家に帰ってもいいですか。)

可不可以回家?(家に帰ってもいいですか。)

YESの返事の時は「没问题」、「没关系」を添えることも多い。

2) 「可以」のもう1つの使い方、客観的な条件があって可能である、もしくは能力が備わっていて「~できる」場合。この場合は「能」を使ってもよい。

这辆车可以坐六个人。(この車には6人乗ることができる。)

这间教室可以坐一百个人。(この教室は100人座れる。)

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