臨安春雨初霽

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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作者、陸游は南宋の詩人。現在の浙江省紹興の人。範成大、楊万里とともに南宋の三大詩人と言われました。当時の人としては長生きな85歳で世を去るまでに約1万首という多くの作品を残しました。今日の作品は、62歳の時、風光明媚な地としてしられる厳州で代理知事をしていた時に、当時の都臨安に呼び出された時の滞在中に作ったものです。タイトルは、「臨安で春雨がやっとあがったばかり」という意味です。先ず、前半を聞いていただきました。世味は、世間への興味、紗は薄絹のことです。京華は、都、つまり臨安のこと。本来都に来るのは嬉しいことなのに、この一句をみると嬉しそうではありません。眠れなかったのか、夜は春雨の音を聞いていたようです。深巷は奥深い路地の意味で、杏花、アンズの花は日本なら桜と言った感じで江南地方の春を代表する花です。都に呼び出されて来たものの眠れぬ夜を過ごした陸游。次の日はどんな風に過ごしたのでしょうか。後半を聞いてください。

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