副詞の用法

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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一、定義

※副詞:日本語では「動詞、形容詞、形容動詞」を修飾することば(連用修飾語)。名詞や他の副詞を修飾することもある。
例  「ばたばた走る」だと「走る」が動詞なので、「ばたばた」が副詞となる。
   「非常に美しい」だと「美しい」が形容詞なので「非常に」が副詞となる。

中国語では動詞や形容詞の前にあって、それらを修飾する文成文を状語と言うが、この状語になることを最大の任務にしているのが副詞だ。
文中での副詞の位置は述語になっている動詞や形容詞の前におきる。

二、副詞の用法

1 連用修飾語になり、動詞または形容詞を修飾する。「这样」「那样」「这么着」など動詞、形容詞の代わりに代名詞も修飾できる。一般的に名詞または代名詞を修飾しないが、もし、これらが述語になる時、一部分の時間、範囲、頻度を表す副詞に修飾される。そして、一般的に副詞は述語にならない。

例  正在上班  特别漂亮  非常美  才走  再来  更好
   不学生×  很房间×  又他×  也学校×
   他病得很忽然。× ——> 他病得很突然。○

2 ある副詞は主語の前に置いて、連用修飾語になり、全文を修飾する。「光」「只」「单单」「就」「单」など範囲副詞は主語を限定するとき、必ず主語の前に置く。語気副詞の中に「难道」「甚至」「大概」「恐怕」「也许」「可能」「几乎」「居然」「不料」「果然」など推測の意味を表す副詞は二つ語順があり、主語を強調するとき、主語の前に置く、述語を強調するとき、主語の後ろに置く。
例  其实他也是很累的。
   原来他已经回去了。
   就他了解那件事的经过。
   难道他还不知道这件事?(主語を強調)
   他难道还不知道这件事?(述語を強調)

3 ある程度を表す副詞、例えば「极」、「很」、「坏」、「死」、「透」など単語は形容詞あるいは心理状態を表す動詞の後ろに置いて程度補語になる。
例  他的日语好极了。
   他厉害得很。
   这可把他高兴坏了。
   烦死了。
   最近糟透了。

很は常用の副詞の中でもかなり使用頻度が高く、形容詞を修飾し「とても~」「たいへん~」という程度を表します。
例  很热,很喜欢

4 「不」、「没」、「别」、「立刻」、「马上」、「也许」、「当然」、「一定」、「赶快」、「赶紧」、「刚刚」など少数の副詞は単独使用できる。よく質問と答えに使う。
例  (1) A.你什么时候走啊?
      B.马上。
   
   (2) A.你会离开这里吗?
      B.也许。
   
   (3) A.下次再来。
      B.一定。
   
   (4) A.你什么时候到的啊?
      B.刚刚。
   
   (5) A.我们走吧。
      B.不。
   
   (6) A.我给你买吃的吧。
      B.别。

5 副詞は肯定と否定を重ねて疑問を表すことができない。
例  她特别不特别漂亮。×
   他当然不当然同意我。×

6 副詞は連用修飾語になる時、「渐渐」など少数副詞のほかは、一般的に「地」を加えない。
例  他的身影渐渐地消失了。
   他马上要离开了。

三、分類

副詞は肯定否定副詞、時間副詞、範囲副詞、程度副詞、頻率副詞、語気副词、情態副詞がある。
肯定否定副詞  不,没,未,必定,必然,未必,一定,准,别,休,勿,无须,不必,必须
時間副詞  刚刚,已经,曾经,正在,将要,立刻,马上,顿时,起初,时时,偶尔,老是,原先,一时,向来,一向,一直,从来,好久,永远,随时,总是,忽然,突然,在,将,刚,就,已,都,曾,正,才
範囲副詞  都,全,就,只,仅,仅仅,惟独,一味,一道,总共,一共,净,共,独,单,光,一起,一同,一齐,一概,统统,一块儿
程度副詞  很,挺,十分,非常,特别,相当,极其,极为,更,更加,越发,越加,愈加,极,太,怪,最,比较,格外,稍微,微微,略,较,可,过于,尤其,多么
頻率副詞  又,再,还,也,再三,屡次,常常,经常,时常,往往,不断,反复,来回
語気副词  才,可,却,倒,偏偏,偏,幸亏,好在,难道,居然,竟然,究竟,到底,简直,反正,也许,大约,几乎,差点儿,果然,果真,感情,明明,千万,万万,何尝,索性,终于,毕竟
情態副詞  仍然,依然,渐渐,逐渐,逐步,猛然,毅然,悄然,互相,特地,百般,亲自

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