能願動詞(助動詞)

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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能願動詞

能願動詞はまた助動詞と呼ばれる。
可能、願望または必要を表す。

一.分類:
   ※可能を表す: 可能,能,能够,可以,可,会,敢于
   ※願望を表す: 要,想,愿,愿意,情愿,敢,肯
   ※必要を表す: 应该,应,应当,该,得,要,需要

二.文法特点:
特点  例

動詞、形容詞及びフレーズを修飾できる。  你能说汉语吗?
你的病会好的。
重ね型になれない。  你应该高兴高兴。(你应该应该高兴。×)
後ろに「了」、「过」または「着」を付けない。  他会弹钢琴。(他会了弹钢琴。×)
肯定と否定を並べて、疑問を表すことができる。(反復疑問)  会不会来(会来不来×)
愿意来不愿意来(愿意来不来×)
述語になる場合、前に「跟」、「给」、「向」、「把」、「被」などの介詞(前置詞)でできた介詞フレーズまたは描写連用修飾語を付けない。  我可以向您请教吗?(向您可以请教?×)
你能把情况跟我说一下吗?(把情况能说一下吗?×)
你应该认真对待学习。(你认真应该对待学习。×)

三.否定:

1.ほとんどの場合は「不」を使って否定する。
例  我今天不愿意去学校上课了。
   我不应该让他难过。
 この種類の能願動詞:
 愿意,愿,情愿,乐意,爱,肯,会,可能,可以,应,应该,应当,该,要,需要,敢

2.「没」で否定する場合もある。
例  今天因为下雨没能去爬山真遗憾。
 この種類の能願動詞:想,能,能够

3.得

(1).「得」(děi)は需要の意味を表し、「无须」または「不用」を使って否定する。「不得」を使わない。
例  读完这本书得一个礼拜。
   不用一个礼拜就能读完这本书。(不得×)

(2).「得」(dé)は許可の意味を表し、必ず否定の形で使われる。
例  医院内不得大声喧哗!

常用的な能願動詞

一.要

1.あることをしようとする意思を表す。
例  我要学中文。

  否定を表す時、「不想」、「不愿」を使う。
   我不愿学中文。

2.必要性を表す。まだ発生していない場合によく使われる。
例  你要注意中文的发音。
   说话之前,你要好好想想。

  否定を表す時、「不用」「不必」または「不要」が使われる。

  (「不要」はよく命令文に使われて、禁止や制止の意味を表す。)
例  不要浪费粮食。
   你已经够瘦了,不用(不必)再减肥了。

3.「まもなく~する」という意味を表す。
例  天要亮了。
   他要回国了。

4.比較文で見積もることを表す。
例  今天比昨天要热多了。
   他比我要高一些。

5.可能を表して、文末に「的」を付ける。
例  这些工作要一天时间才能做完的。

  否定を表す時、「不会」「不可能」を使い、「不要」を使わない。
例  他不会来了。
   看这个天,不可能下雨。

二.得děi

1.客観的な必要を表す。
例  要取得好成绩,就得努力学习。
   你得快点出发了。

  否定を表す時、「无须」「不用」を使い、「不得」は使わない。
例  我只是有点累了,你不用担心我。

2.肯定の語気で、必ずこうなることを表す。語気は「会」よりもっと肯定的である。
例  天这么冷,你不多穿点,又得着凉了。

  否定を表す時、「不会」「不可能」を使い、よく平叙文に使う。
例  他不可能买这么贵的衣服。

「得」(dé)は許可の意味を表し、必ず否定の形式で使われる。
例  医院内不得大声喧哗!

三.愿意

あることは自分の願いと一致するので、することに同意する。
例  我愿意在这家公司工作。

否定を表す時、「不愿意」を使わない。
例  他不愿意做老师。

四.应该(应当)

1.事実または情理的な必要を表す。
例  明天我应该去上班了。
   我们应该虚心向别人请教。

2.可能または必然的な結果を推測することを表す。
例  这个计划应该可以实施。
   这么晚了,他应该已经回去了。

3.否定を表す時、「不应该」を使う。
例  你不应该这么做。
   你不应该不认识他。

应该(应当)と该
      该  应该(应当)
1  事実または情理的な必要を表す。(「不」で否定する。)  你自己的事情该你自己做。
你不该这么相信他的话。  你自己的事情应该自己做。
你不应当这么对待他。
2  「该」は情理的に可能な、また必然的な結果を推測して、文末によく「了」が付く。「应该」、「应当」にこの使い方はない。  如果再不回去,妈妈又该说我了。 ○
快点走吧,不然该赶不上火车了。 ○  如果再不回去,妈妈又应该(应当)说我了。 ×
快点走吧,不然应该(应当)赶不上火车了。 ×
3  「该」は推測または予測を表すとき、「会」と一緒に使う。「应该」、「应当」にこの使い方はない。  几年没见了,他该会变很多了吧。 ○  几年没见了,他应该(应当)会变很多了吧。 ×
4  「该+有(是)+多(多么)+动词/形容词+啊」の形式を用いる。「应该」、「应当」にこの使い方はない。  让孩子一个人在家,他该有多害怕啊。 ○  让孩子一个人在家,他应该(应当)有多害怕啊。 ×
5  「该」は前に「又」を加える。「应该」、「应当」の前に「也」しか使わない。  前に「又」が付くこともできる。  前に「也」しか付かない。
考试不及格,爸爸又该批评我了。  你长大了,也应该懂事了。
6  「应该」、「应当」は後ろに主述構文の目的語を付け、単独的に問題に答えられる。「该」はこの使い方はない。  这件事该大家讨论决定。 ×
A:你不该道歉吗? ×
B:该。      ×  这件事应该大家讨论决定。 ○
A:你不应该道歉吗? ○
B:应该。      ○

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