中国語の文法の基礎を(再)確認するコース Lesson5 様々な連体修飾と“的” 解説

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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“多”と“少”が連体修飾語になるとき
形容詞“多”と“少”は他の形容詞と異なり,連体修飾語になるときには,
(1)“很”や“不”を加える。
(2)“的”が不要。
という規則があります。

 很多书
(たくさんの本)
[hěn duō shū]

動詞・フレーズが連体修飾語になるとき
動詞が連体修飾語になるときには,必ず“的”を挟む必要があります。ただし,一部の名詞的性質を兼ね備えた動詞「名動詞」の場合は,“的”を加えなくてもよい場合があります。また,フレーズが連体修飾語になるときにも,必ず“的”を挟む必要があります。

讨论的题目
(議論のテーマ)
[tǎolùn de tímù]

个子高的学生
(背の高い学生)
[gèzi gāo de xuésheng]

形容詞が連体修飾語になるとき
名詞や代名詞が連体修飾語になる決まりについてはcardset-006で見ましたので,ここでは形容詞・動詞・フレーズなどが連体修飾語になる際の決まりについてまとめてみましょう。
形容詞というと,自由に連体修飾語になれそうな気がするかもしれませんが,中国語の場合実はそうではありません。形容詞がそのままで名詞を修飾する例もありますが,それはその組み合わせが固定化された慣用的な結びつきと考えます。

酸苹果
(すっぱいリンゴ)
[suān píngguǒ]

重要问题
(重要な問題)
[zhòngyào wèntí]

多くの場合,<程度副詞+形容詞+“的”>の形,あるいは形容詞の重ね型の形にして自由に名詞を修飾することができます。文法的には,これらは「状態形容詞」(cardset-028参照)相当の成分になっていると分析されます。

非常聪明的动物
(非常に賢い動物)
[fēicháng cōngming de dòngwù]

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