中国の大学院入学試験

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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大学院入学試験は、大学や研究機構が大学院生を募集するための入学試験である。試験は修士課程と博士課程の二つの段階に分けられている。
中国の大学院生の試験は、筆記試験と面接試験に分けられ、筆記試験の共通科目は教育省によって、統一した問題が出され、最低合格ラインが確定される。例えば、文科系を選んだ学生は、政治と外国語の試験を受け、理科系を選んだ学生は政治、外国語と数学の試験を受けなければならない。専門科目の試験は、各大学や研究機構によってその内容と最低の合格ラインが確定される。学生は、筆記試験をパスした後、面接試験を受けなければならない。大学や研究機構は、学生の筆記試験と面接の成績によって、優秀な学生を選ぶ。

博士課程の試験は、主に学生を募集する大学や研究機関によって独自に行われる。試験を受ける人は、修士の学位があり、もとの専門学科のコースに進むのであれば、外国語、2、3の専門科目の筆記試験と面接を受けてるのみである。もとの専門ではない学科の博士課程に進む場合、あるいは修士に相当する学歴で博士課程の試験を受ける場合は、5、6科目の筆記試験と面接を受ける必要がある。

ここ数年来、大学卒業生の就職難が生じていることから、中国では大学院の試験を受ける学生も急速に増えきて、その合格も難しくなってきた。このほか、教育制度の改革に伴い、大学院生を受け入れる大学や研究機構の入学試験での自主権も次第に大きくなっている。

 

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