文法ノート名詞述語文

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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文は、一般的に主語と述語からできている。主語や述語は文の成分である。中国語は述語の部分が名詞か、形容詞か、動詞か、また、述語の部分が「主語+述語」になっているものと大きく4つに分けられる。

今回は、述語の部分が名詞になっている、名詞述語文を学習する。

A是B。 (AはBです。)

ここでは、AもBも名詞で、「です」にあたるのが「是」。英語で言うとBE動詞のような感じだが、中国語のほうがよりシンプルである。主語が1人称でも2人称でも3人称でも、単数でも複数でも「是」、もっと言うと、過去でも未来でも「是」でよい。

例:我是日本人。(私は日本人です。)

我们是日本人。(私たちは日本人です。)

你是中国人。(あなたは中国人です。)

你们是中国人。(あなたたちは中国人です。)

他是日本人。(彼は日本人です。)

她是中国人。(彼女は中国人です。)

否定文

肯定文の「是」の前に「不」を付けると否定文になる。

例:我不是日本人。(私は日本人ではありません。)

他们不是中国人。(彼らは中国人ではありません。)

疑問文

肯定文の最後に「吗」をつけると疑問文になる。

例:你是中国人吗?(あなたは中国人ですか?)

她是日本人吗?(彼女は日本人ですか?)

反復疑問文(諾否疑問文)

肯定文の「是」と、否定文の「不是」を重ねて「是不是」で表す。

例:你是不是中国人?(あなたは中国人ですか?)

他们是不是日本人。(彼らは日本人ですか?)

*参考

「是」を使った文はとても簡単に思えるが、1つ気をつけるのは、日本語をそのまま中国語にしないと言うことである。例えば、何か飲み物を注文したとき、「あなたは、何でしたっけ?」と聞かれて、日本語では「私はコーヒーです」と答えることがある。「私はコーヒーです」をそのまま「我是咖啡」と答えると、私がコーヒーでできてるような感じになる。「A是B」の文は、AイコールBの時に使える。ちなみに、こんな場合の「私はコーヒーです」は「我要咖啡」となる。

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