文法ノート-助動詞としての「想」

皆さんこんにちは、「songyun.org中国語教室」というコーナーを始めました。このコーナーでは中国に関する知識や中国語の勉強方法などをご紹介いたしますので、このウェーブサイトを有効にご利用していただき、この中国語教室が皆様のお役にたちますように心より願っています。

私も日々日本語と英語を勉強していきたいと思っておりますので、今後とも、よろしくお願いいたします。

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前回は方法や意味を考えて「~と思う」、動詞としての「想」を学んだ。

今回は助動詞としての「想」を学ぶ。助動詞として使う場合、動詞の前に付け、その動詞を「したいと思う」と願望や意志を表す。

例:私は中国映画を見る。

我看中国电影。

私は中国映画を見たいと思う。

我想看中国电影。

私は中国語を学習する。

我学习汉语。

私は中国語を学習したいと思う。

我想学习汉语。

私は中国へ行く。

我去中国。

私は中国へ行きたいと思う。

我想去中国。

私は中国へ旅行に行く。

我去中国旅游。

 

私は中国へ旅行に行きたいと思う。

我想去中国旅游。

否定文

動詞ではなく、助動詞「想」の前に「不」をつけて否定を表す。

例:私は中国映画を見たいと思わない。(見たくない)

我不想看中国电影。

私は中国語を学びたいと思わない。(学びたくない)

我不想学习汉语。

私は中国に行きたくない。

我不想去中国。

私は中国旅行に行きたくない。

我不想去中国旅游。

疑問文

文末に「吗」を付けて疑問を表す。

例:あなたは中国映画を見たいと思いますか。

你想看中国电影吗?

あなたは中国語を学びたいと思いますか。

你想学习汉语吗?

あなたは中国に行きたいと思いますか。

你想去中国吗?

あなたは中国旅行に行きたいと思いますか。

你想去中国旅游吗?

諾否、反復疑問文は、動詞ではなくこの「想」を繰り返す。

例:あなたは中国映画を見たいと思いますか。

你想不想看中国电影?

あなたは中国語を学びたいと思いますか。

你想不想学习汉语?

あなたは中国に行きたいと思いますか。

你想不想去中国?

あなたは中国旅行に行きたいと思いますか。

你想不想去中国旅游?

*前置詞句、どこどこで「在」は、助動詞「想」と動詞の間に入れる。

私は中国で働きたい。

我想在中国工作。

私はマクドナルドで昼ごはんを食べたいと思います。

我想在麦当劳吃午饭。

*「想」の前に、程度を表す副詞「很(とても)」「非常(非常に)」などを入れることができる。

例:私はとても中国映画が見たいです。

我很想看中国电影。

私は非常に(とても)中国語を学びたいと思います。

我非常想学习汉语。

私はとても中国で働きたいです。

我很想在中国工作。

私は非常に(とても)マクドナルドで昼ごはんを食べたいです。

我非常想在麦当劳吃午饭。

比較

「想」は、前回やった「考える、思う、懐かしむ」と言った動詞として使われる場合と、今回の「~したい」と言う助動詞として使われる場合とある。

彼は家を思う。(動詞)

他想家。

彼は家に帰りたいと思っている。(助動詞)

他想回家。

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